あなただけの幸せを
一緒に探すカウンセラーのじろうです。
「私はHSPだと思います」
「アダルトチルドレンかもしれません」
「自分は、自己中心的な人間なんだと思います」
カウンセリングをしていると、自分のことをこんな言葉で話してくださる方がいます。
人の顔色が気になってしまう。
周りに合わせすぎて疲れてしまう。
人に頼ったり、甘えたりすることができない。
人間関係がうまくいかないと、「自分の性格に問題があるのでは」と思ってしまう。
「どうして私は、こんなに生きづらいんだろう」
そう思って、自分なりに調べたり、これまでを振り返ったりする中で、「もしかしたら、私は〇〇なのかもしれない」という言葉にたどり着くことがあります。
その言葉によって、自分のことが少し分かったり、これまでの生きづらさに理由が見つかったように感じたりすることもあると思います。
その言葉が、自分を知るための一つのきっかけになることもある。
でも同時に、その言葉に、自分を当てはめなくてもいい。
僕はそう思っています。
「やっと、自分のことが分かった」
自分の中に、ずっと説明できなかったものがある。
どうして、こんなに人の目が気になるんだろう。
どうして、頼りたいのに頼れないんだろう。
どうして、人との関係で同じようなことを繰り返してしまうんだろう。
そんな時に、「HSP」「アダルトチルドレン」といった言葉を知ることで、「これだったんだ」と、それまでバラバラだった自分の経験がつながることがあります。
「だから、私は生きづらかったのか」と、少し安心できることもあるかもしれません。
※HSPやアダルトチルドレンは、医学的な診断名ではありません。
僕も、言葉に救われた一人でした
実は僕自身も、HSPやアダルトチルドレンという言葉を知った時、「だから、僕は生きづらかったのか」と、自分のことが少し分かったような気がしました。
人の目が気になること。
周りに合わせすぎてしまうこと。
人と違うことや、失敗することが怖かったこと。
それまで「どうして自分はこうなんだろう」と思っていたことに、理由が見つかったような気がしたのです。
だから最初は、「当てはまる」ことが嬉しかったんだと思います。
「これも当てはまる」「これも僕と同じだ」と見つけるたびに、自分のことが分かっていくような感じがしました。
でも、いつの間にか僕の中で、「当てはまること=自分を理解できていること」のようになっていきました。
すると今度は、当てはまらないものがあると、「あれ、僕は違うのかな」「やっぱり僕は、人とは違うのかな」と、不安になることもありました。
自分を理解するために見つけた言葉なのに、その言葉に当てはまらない自分を見つけて、また「自分はおかしいのかな」と思ってしまう。
今振り返ると、そんなこともあったように思います。
HSPやアダルトチルドレンという言葉に出会ったことで、僕自身、救われた部分がありました。
でも、今は、すべてをその言葉で説明しなくてもいいと思っています。
当てはまるところがあってもいい。
当てはまらないところがあってもいい。
大切なのは、
その言葉に自分を合わせることではなく、
その言葉をきっかけに、自分自身を見ていくことなのだと思います。

「私は自己中なんです」を、もう少し見てみる
これは、HSPやアダルトチルドレンのような言葉だけではありません。
例えば、「私は自己中なんです」と思っている人がいたとします。
何度も人間関係でうまくいかなかった。
相手の気持ちが分からなかった。
自分の言動で相手を傷つけてしまった気がする。
そんな経験を重ねる中で、「きっと、私が自己中だからなんだ」と考えるようになったのかもしれません。
そんな時、「そんなことないですよ」と言ってもらえたら、一時的には安心できるかもしれません。
でも、それだけでは、どうして「自分は自己中だ」と思うようになったのかまでは分かりません。
だから、もう少し一緒に見てみる。
「どんな時に、自分を自己中だと思うんだろう?」
「何があって、そう思うようになったんだろう?」
「その時、自分はどんなことを感じていたんだろう?」
そうやって具体的な経験を見ていくと、
「私は自己中なのか?」という大きな問いが、
「どんな時に、『相手の気持ちが分からなかった』と感じたんだろう?」
「どうして、あとからこんなに自分を責めてしまうんだろう?」
という問いに変わっていくことがあります。
すると、「自己中」という言葉だけで自分を見るのではなく、
その時の自分に何が起きていたのかを、少しずつ見ていくことができます。
言葉から、もう一度「私」に戻る
僕たちは、自分のことが分からない時、何か説明できる言葉が欲しくなることがあります。
その言葉によって、「自分だけじゃなかったんだ」「こう感じるのにも理由があったんだ」と、安心できることもあります。
ただ、「私はHSPだから」「私はアダルトチルドレンだから」「私は自己中だから」で、自分を決めなくてもいい。
「私はHSPだと思うくらい、どんなことに敏感なんだろう?」
「私はどうして、人に頼ることが難しくなったんだろう?」
「私はどんな経験から、自分を自己中だと思うようになったんだろう?」
そうやって、言葉からもう一度「私」に戻ってみる。
すると、今まで気づかなかった自分が、少しずつ見えてくるかもしれません。
自分を決める言葉ではなく、自分を知るきっかけに
「私は〇〇かもしれない」そう思ったのなら、そこには何か理由があるのだと思います。
僕自身、HSPやアダルトチルドレンという言葉との出会いが、自分のことを知っていく一つの入口になりました。
そんな経験もあって、僕はカウンセリングでも、
「あなたは〇〇です」
「あなたは〇〇ではありません」
と答えを急ぐのではなく、その言葉を二人の間に置きながら、
「どうして、自分のことをそう思うようになったんだろう?」
と、一緒に見ていくことを大切にしています。
そうしていく中で、一つの言葉だけでは表せない「あなた自身」が、少しずつ見えてくるのだと思います。

今日のQuestion?
「私は〇〇だから」の奥には、どんなあなたがいますか?
・「自分はHSP・アダルトチルドレンかもしれない」と感じている方
・「自分の性格に問題があるのでは」と悩んでいる方
・「どうして私はこうなんだろう」と、自分のことをもっと知りたい方
どうぞ、お気軽にご相談ください。
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