未来の正解を選べる自分より、未来に選び直せる自分でいたい



あなただけの幸せを
一緒に探すカウンセラーのじろうです。


アプリやサブスク、あるいは、習い事やスポーツジムなど、お金を払って何かを新しく始めようとする時、「月払いより年間契約がお得です」とオススメされることがあります。

最初から一年続けると決めているのなら、年間契約も選びやすいと思います。

でも、続けたいかどうかまだ分からない時は、少し迷います。

数ヶ月後、「やっぱり続けたい」と思っているかもしれないし、「もう辞めたい」と思っているかもしれません。

そんな時、僕たちは何を基準に選んでいるのでしょうか。


僕も最近、これとよく似たことで迷いました。

これから始める、ある学びについて、今必要な分だけ申し込むのか。

その先の分まで、今まとめて申し込むのか。

まとめて申し込めば、お得になります。

「どうせ続けるなら、今決めた方がいいんじゃないか」と思う自分もいれば、

「いざやってみたら、気持ちが変わるかもしれない」と思う自分もいました。

考えるほど、気持ちは行ったり来たりします。

そこで、ノートに4つのマスを用意しました。

「今、先の分まで決める」「今は、目の前の分だけ決める」と書き、

それぞれを選んだ時に起こるかもしれない「最悪の場合」と「最高の場合」を想像して書き出しました。

どんなことが起こりうるのか、僕はどんな気持ちになるのか、どんな言葉をつぶやいているのか。

色々と想像しながら、書き出して整理しました。

それを、並べて眺めてみると、少し気づいたことがありました。


先の分まで決めて、うまくいかなければ、「見誤った」。

逆に、うまくいけば、「見る目があった」。

先のことまで決めずに、あとでやっぱり必要だったと分かったら、結局「見る目がなかった」。

つまり僕は、どちらを選んでも、未来の結果で、今の自分に点数をつけようとしていたのです。

未来を正しく当てて、「あの時の判断は正しかった」と思いたかった。

ただ、4つのうち一つだけ、少し様子が違うものがありました。

「今は目の前の分だけ決める」の、最高の場合です。


まずやってみる。
その中で何を感じるか。

続けたいのか、ここまでで十分なのか。

それは、その時になってみないと分かりません。

だから、その時の自分でまた決める。

ここには、「今の自分は未来を正しく読めたか」という採点がありませんでした。

あるのはただ、その時の自分が、もう一度決めるということだけ。

このマスに気づいた時、少し肩の力が抜けました。


もちろん、今決めないことで、「あの時決めておけば安く済んだのに」となる可能性はあります。

決めないことにも、ちゃんと代償があります。

だから、「未来のことは、未来に任せればいい」と簡単には言いません。

それでも僕は、未来の自分がどう感じるか分からないうちに先まで決めてしまうより、

その時の自分に、もう一度選ぶ余地を残しておきたいと思いました。

残したかったのは、お金そのものより、未来の自分が選べる余白だったのかもしれません。

半年の間に何を学び、何を大切に思うようになるかは、今の僕には分かりません。

半年後の僕は、半年分、実際に生きた僕です。

半年後の自分が決めればいいことまで、今の自分が決めなくていい。

今分かることは、今決める。

分からないことは、その時の自分に委ねればいい。


半年後の僕が、今と違う答えを選んだとしても、それで今の自分が間違いになるわけではありません。

あの時の自分は、あの時の情報と気持ちの中で、そう決めた。

半年後には、半年分の経験をした自分が、また考える。

「あの時は、そう決めた」と受け止めながら、
「今の自分はどうしたい?」と、もう一度考えていい。

選び直すことは、過去を否定することではなく、

今の自分で、今を生きることなのだと思います。


今回の迷いを通して、一つの言葉が浮かびました。

未来の正解を選べる自分より、未来に選び直せる自分でありたい。

未来を当てようとすると、結果によって過去の自分を「正解」「不正解」で評価することになります。

でも、選び直す余地を残しておけば、その時の自分が、その時分かることの中で、また選べます。

「あの時のお前は正しかった」と言ってもらわなくていい。

「今はこう思うから、こっちを選ぼう」と、その時の自分がまた考えられればいい。

そう思えた時、「今ここで未来の正解まで選ばなければ」という気持ちが、少し軽くなりました。

そのためには、「その時の自分なら、その時なりに考えられる」と、未来の自分を信じる必要があるのかもしれません。

それはもしかすると、「自信」にもつながっている気がします。


このことは、また今度書きたいと思います。

こんな方に、今日の話が届いたら嬉しいです。

・何かを決める時に、後悔しない選択をしなければと考えすぎてしまう方
・自分の選択が正しかったのか、あとから何度も振り返ってしまう方
・自分が何を大切にして選びたいのか、分からなくなることがある方



どうぞ、お気軽にご相談ください。


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