あなただけの幸せを
一緒に探すカウンセラーのじろうです。
前回の記事では、
車の泥汚れを落としながら、
「触れる」という愛情について考えました。
前回の記事はこちらです。
👉 車の泥汚れを落としながら思った、「触れる」という愛情の話
洗車機では落ちなかった泥汚れ。
自分の手で触れて、様子を見て、
傷つけないように気をつけながら関わっていく。
その時間を通して、
触れるとは、見て、聴いたものを
どう大切に扱うかということなのだと感じました。
ところが…。
話はそこできれいには、
終わらなかったのです。
今回は、その続きのお話です。
一度では、全部きれいにならなかった
前回、1時間以上かけて、
車の泥汚れと向き合いました。
水で濡らして、洗剤をつけて、
傷つけないように気をつけながら、
少しずつ泥を落としていきました。
泥が取れた時は、
車も僕の心もさっぱりしたような気がしました。
でも翌日、車を見てみると、
小さくなった泥がまだ残っているのを見つけました。
「あれ、まだ残っていたんだ」
少しだけ、そんな気持ちになりました。
でも、同時に、
「あれだけこびりついていた泥だもん、
一回で全部は取れないか。」
そう思いました。
前の日にできることは、
自分なりにやった。
それでも残るものはある。
だからこそ、また気づいた時に、
その時の状態に合わせて触れていけばいい。
一度で完璧にしようとしなくてもいい。
そんな風に思えました。
小雨が、泥を柔らかくしてくれた
その翌日、小雨が降る日。
チャンスだと思いました。
車を見に行くと、
雨で濡れた泥が、少し柔らかくなっていました。
試しにタオルで軽く擦ってみると、
あんなに落ちなかった泥が、
するっときれいになっていきました。
まさに、恵みの雨。
車にとっての天然のシャワーでした。
晴れている日だと、
こちらが水で濡らしても、すぐに乾いてしまう。
かといって、雨が強すぎると、
作業どころではありません。
車をきれいにする前に、
僕自身がドロドロになってしまいます。
だから、この小雨がちょうどよかったのです。

雨の日なのに、心が晴れていく
30分ほど、車と向き合いました。
泥を見つける。
指先で感触を確かめる。
そこをタオルでやさしく擦ってあげる。
小雨の中だから、
車を傷つける心配も少ない。
むしろ、雨が守ってくれているような感覚がありました。
濡れて、やわらかくなった泥を、
少しずつ落としていく。
触って、確かめて、
きれいにしていく。
その時間が、とても気持ちよかったのです。
雨の日は、気分が落ちやすいことがあります。
身体が重くなったり、
片頭痛が起きやすかったり、
なんとなく外に出るのが億劫になることもあります。
でも、この日の小雨は違いました。
泥汚れが落ちて、
車がきれいになっていく。
それと一緒に、
僕の頭も心も、少しずつすっきりしていく。
雨なのに、
気持ちが晴れていくような時間でした。
とても気持ちの良い、
小雨日和でした。

心には、ゆるむタイミングがある
一回やっただけでは、
全部をきれいに取り除けないこともあります。
どれだけ丁寧に触れても、
まだ残ることがあります。
でも、それは「失敗」と捉えなくていいのだと思います。
晴れの日には落ちなかった泥が、
小雨の日にはするっと落ちたように、
物事には、ちょうどいいタイミングがあるのかもしれません。
だから、今すぐ無理に変えようとしなくてもいい。
急いで答えを出そうとしなくてもいい。
今はまだ動かないものも、
時間や環境が整った時に、
ふっとゆるむことがある。
今回の小雨は、
そんなことを教えてくれた気がしました。
カウンセリングも、一回で全部解決しなくていい
カウンセリングも、
一回ですべての問題が解決するとは限りません。
もちろん、一度話すだけで、
心が少し軽くなることはあります。
自分の気持ちに気づいたり、
絡まっていた考えが少し整理されたり、
「話せてよかった」と感じられることもあります。
でも、長い時間をかけて固まってきた思いや、
何度も繰り返してきた苦しさは、
一度で全部ほどけるとは限りません。
それは、うまくいっていないということではありません。
それだけ大切に、
丁寧に触れていく必要があるものなのだと思います。
その時だから、話せることがある。
その時には、まだ話せないこともある。
少し時間が経ったからこそ、
言葉にできることもある。
だから、一度で全部を変えようとしなくて大丈夫です。
その時に触れられるところに触れていく。
そして、少し時間が経ったからこそ見えてくるものを、
また一緒に見つめていく。
そんな風に、焦らず、
でも、丁寧に心に触れていく。
そんなカウンセリングを届けていけたらと思っています。
待つことも、愛情なのだと思う
相手のことを、
見て、聴いて、触れる。
その上で待つことは、
ただ何もしないで待つこととは違うのだと思いました。
相手の変化を見ていること。
ちょうどいいタイミングを感じ取ること。
そして、
その時が来たら、丁寧に関わること。
これは、一つの愛のカタチなのだと思います。
晴れの日には落ちなかったものが、
小雨の日にはするっと落ちることがある。
このことは、車の泥汚れの話でしたが、
人の心も、実は同じなのかもしれません。
無理に変えようとするのではなく、
心がゆるむタイミングを待つ。
そして、その時が来たら、
やさしく触れていく。
そんな関わり方を、
これからも大切にしていきたいと思います。

今日のQuestion?
あなたにとって、最近の「恵みの雨」は何でしたか?
・一回で全部解決しなければと焦ってしまう方
・自分の心とゆっくり向き合いたい方
・カウンセリングを受けてもすぐ変わらないのではと不安な方
どうぞ、お気軽にご相談ください。
【あとがき】
ここまで読んでくださって、
ありがとうございます。
雨の日、どう感じますか?
僕は、少し気持ちがどんよりします。
理由は、頭痛を感じやすいからです。
いわゆる、天気痛や気象痛と言われるもので、
ここ2、3年で痛みを感じるようになりました。
最初は、
「これが片頭痛か。やだな…」
と思っていました。
でも最近は、
少し受け取り方が変わってきました。
「地球とともに生きている。」
そんな感覚です。
大気の流れに連動して、
自分の身体も反応しているのだとすると、
「この身体も自然の一部なのだ」
そう思えて、
なんだか悪いものでもない気がします。
それに、雨の日だからといって、
痛くない日も、実は結構あります。
むしろ、天気が悪くても体調がいい日は、
一番晴れやかな気分だったりします。
稲穂が育つためには、雨の水が必要。
僕が育つためにも、
こういう雨の日の感覚が、
何かを教えてくれているのかも。
頭痛だと思っていたものも、
もしかしたら、成長痛だったりして。
そんな気づきをくれる「恵みの雨」。
ありがたや🌾🌧️
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