あなただけの幸せを
一緒に探すカウンセラーのじろうです。
「今度こそ、変わろう」
そう思ったのに、気づいたらまた同じことをしていた。
本当は頼りたいのに、一人で抱え込んでしまう。
嫌だったのに、また我慢してしまう。
やってみたい気持ちはあるのに、「もう少し準備してから」となかなか動けない。
そして後になって、
「またできなかった」
「結局、自分は変われないんだ」
と、自分を責めてしまう。
そんな経験はありませんか。
分かっているのに、できない
頭では、分かっている。
「もっと自分の気持ちを大切にした方がいい」
「嫌な時は嫌と言った方がいい」
「一人で抱え込まずに、誰かに頼った方がいい」
「考えているだけではなく、動いてみた方がいい」
それでも、いざその場面になると、いつもの自分に戻ってしまう。
「分かっているのにできない自分は、意志が弱いのかな」
「本当は変わる気がないのかな」
そんなふうに思ってしまうこともあります。
でも、僕はそうは思いません。
これまで何度も繰り返してきた考え方や行動は、それだけ自分にとって馴染みのあるものです。
長い間そうやって生きてきたのであれば、
「今日から変わろう」
と決めたからといって、急に別のやり方ができるようになるとは限りません。
だから、すぐにできなかったとしても、
それだけで「自分は変われない」と決めなくてもいいのだと思います。

今までのやり方にも、理由があった
もう一つ、大切だと思うことがあります。
今までの自分のやり方にも、何か理由があったのかもしれないということです。
・人に頼らず、一人で頑張ってきた人
もしかすると、
「人に迷惑をかけてはいけない」
と思いながら、ずっと頑張ってきたのかもしれません。
・自分の気持ちを言えずに、相手に合わせてきた人
自分の気持ちを出すことで、怒られたり、嫌われたりしないようにしてきたのかもしれません。
・いつも周りの顔色を気にしてしまう人
相手がどう思うかを先に考えることで、人との関係を守ってきたのかもしれません。
・何かを始める前に、たくさん考えてしまう人
「やるからには、ちゃんとやらないと」
「失敗するくらいなら、もう少し準備してから」
そう考えることで、自分が傷つかないようにしてきたのかもしれません。
だとしたら、
「こんな自分はダメだから変えよう」
と、今までの自分を否定しなくても、いいのだと思います。
そのやり方があったからこそ、ここまでやってこられた部分もあるのかもしれないからです。
変わるというのは、
今までの自分を消して、まったく違う自分になることではないのだと思います。
「変わらなきゃ」が、自分を苦しくさせることもある
もちろん、
「今のままでは苦しいから、変わりたい」
そう思うことは悪いことではありません。
その気持ちが、新しい一歩につながることもあります。
でも、
「早く変わらなきゃ」
「ちゃんと変わらなきゃ」
「次こそは絶対にできるようにならなきゃ」
と、変わるためのハードルを高くしすぎると、そのことが自分を苦しくさせることもあります。
「これからは人に頼ろう」
と思ったのに、また一人で抱え込んでしまった。
「もう人の目を気にしない」
と決めたのに、また周りの反応が気になった。
「今度こそ行動する」
と決めたのに、今日も動けなかった。
すると、
「やっぱり自分はダメだ」
「またできなかった」
と、自分を責める。
変わるために頑張っているはずなのに、
その頑張りが、できなかった自分を責める材料になってしまう。

今度こそ変わろうと、頑張れば頑張るほど、かえって自分を責めてしまう。
このような悪循環に入ってしまうこともあります。
だとしたら、
もっと頑張って変わろうとすることだけが、答えではないのかもしれません。
変わることより、選べること
僕は、「変わる」というよりも、
「選べるものを増やしていく」
と考える方がいいのではないかと思っています。
・今までは、嫌なことがあっても我慢するしかなかった
そこに、
「ちょっと考えさせてください」
と伝える選択肢が一つ増える。
・今までは、全部自分でやるしかなかった
そこに、
「これだけ手伝ってもらえますか」
とお願いする選択肢が増える。
・今までは、「やるなら完璧にしないと」と思っていた
そこに、
「今日はここまでにしよう」
という選択肢が増える。
・今までは、「周りからどう思われるだろう」だけを考えていた
そこに、
「周りのことも気になるけれど、私はどうしたいんだろう」
と、自分の気持ちも聞いてみる。
人に頼れない自分が、
「人に頼れる人」に変わらなくてもいい。
周りの目が気になる自分が、
「人の目なんて気にしない人」にならなくてもいい。
今まで一つしかなかった選択肢の隣に、
もう一つ、別の選択肢が置かれる。
それだけでも、十分な変化なのだと思います。
気づけたことも、変化の一つ
新しいやり方を一度選べたからといって、これからずっとできるわけでもありません。
また我慢してしまう日もある。
また一人で抱え込むこともある。
「やっぱり何も変わっていない」
と思うこともあるかもしれません。
でも、本当に何も変わっていないのでしょうか。
以前は、自分が我慢していることにさえ気づかなかった。
今は、「あ、自分はまた我慢しているな」と気づけるようになった。
以前は、相手に合わせるしかなかった。
今は、「本当は嫌だったな」と、自分の気持ちが少し分かるようになった。
以前は、動けない自分を責めるだけだった。
今は、「自分には、少しハードルが高すぎたのかもしれない」と考えられるようになった。
それも、「変化の種」なんだと思います。
何かをできるようになることだけが、変化ではない。
気づけるようになること。
自分の気持ちが分かるようになること。
「次はどうしよう」と考えられるようになること。
それもまた、小さいかもしれないけれど、実はとても大切な変化です。
今の自分なら、何を選べそうだろう
人は、ある日突然、まったく違う自分になるわけではありません。
できたり、できなかったり。
進んだように感じたり、元に戻ったように感じたり。
そうしながら少しずつ、
「今までとは違う選び方もできる」
という経験を増やしていくのだと思います。
だから、
「変われたか、変われなかったか」
だけで、自分を見なくてもいいのかもしれません。
誰かに全部を頼れなくても、
一つだけお願いしてみる。
100点まで頑張ろうとせず、
「今日はここまで」と終えてみる。
周りの目が気になっても、
「それでも自分はどうしたい?」
と一度だけ自分に聞いてみる。
そんな小さな選択を重ねていく。
それくらいからでもいいのだと思います。
無理に違う自分にならなくてもいい。
これまでの自分を否定しなくてもいい。
今までのやり方も大切にしながら、
これからの自分に合う選び方を、少しずつ増やしていく。
変わることより、選べること。
「変わらなきゃ」と力を入れすぎて苦しくなった時には、
少し力を抜いて、
「今の自分なら、何を一つ選べそうかな」
と考えてみてもいいのかもしれません。

今日のQuestion?
今の自分なら、何を一つ選べそうですか?
・変わりたいと思っているのに、なかなか変われず自分を責めてしまう方
・やりたいことはあるのに、考えすぎて動けなくなってしまう方
・何をするにも「ちゃんとやらなきゃ」と頑張りすぎてしまう方
どうぞ、お気軽にご相談ください。
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