あなただけの幸せを
一緒に探すカウンセラーのじろうです。
前回は、
行動をするためのやる気スイッチについてお話しました。
今回は、
行動に移すための第一歩目の設定についてお伝えします。
簡単な行動をするには【きっかけ】を使うことが有効
簡単にできる行動の一歩目を設定する時に、
有効な手段があります。
それが、
アンカー(心理学のアンカリング効果)の設定です。
どんなテクニックか、
ざっくり説明すると
①ある特定の刺激をきっかけ(トリガー)にして、
②ある特定の心理状態(アンカー)を引き出すこと
これは覚えなくても全然大丈夫です。
今回は、
このテクニックを参考にしながら、
もっと簡単で実践しやすい行動の設定方法をお伝えしますね。
普段何気なくしている行動に、やりたい行動を組み合わせる
まず、やる気に関係なくしている
日常の行動を見つけます。
①その行動をきっかけ(トリガー)にして、
②次の行動(アンカー)を引き出します。
もっと簡単に言い換えると、
普段自分が無理なくできている行動
【①きっかけ行動】に、
やりたいと思っている行動
【②やりたい行動】を組み合わせる。
まだイメージしにくいと思いますので、
次に具体例をお伝えしますね。
【①きっかけ行動】と【②やりたい行動】組み合わせの具体例
例えば、僕の場合だと、
【①きっかけ行動】
お風呂に入る
【②やりたい行動】
体重測定
➔お風呂から出てすぐに、
足元に置いてある体重計に乗る
➔体重計とスマホを連携しているので、
毎日の体重管理が無理なくできている
あるいは、
【①きっかけ行動】
濡れた髪をドライヤーで乾かす
【②やりたい行動】
掃除機を掛ける
➔洗面所を出てすぐの場所に、
掃除機を設置。
➔掃除機を使い、洗面所、キッチンの床を掃除。
ついでにリビングも。
毎日の掃除が習慣化
こんな感じで、
【①きっかけ行動】
日常的に当たり前にしている行動
【②やりたい行動】
①のついでに、無理なく簡単にできる行動
を組み合わせていきます。
設定する時に大事なことは、今ある環境を利用すること
ポイントは、
【今ある環境を利用する】ことです。
【①きっかけ行動】の設定のため、
日常的に、当たり前にしている行動をまずは見つけましょう。
この行動が、
そもそも普段からできているかどうかが大事です。
そこに、
【②やりたい行動】をちょい足しします。
後は、
ちょい足しで行動できるように、
環境を事前に整えていきましょう。
・体重計 ➔
お風呂を出て、
足拭きマットのすぐ隣にセット
・掃除機 ➔
洗面所を出て、
すぐ目に付くところにセット
ここまで環境を整えておけば、
無理することも、
頑張る必要も、
めんどくさい、
と思うこともありません。
「ついでだから、やっとくか」
、とやりたい行動へのハードルがグーンと下がります。

まとめ:【きっかけ行動】に【やりたい行動】をちょい足しで、ラクに行動
簡単にできる行動の
一歩目を設定する時には、
まずは、
今している行動と組み合わせるのがオススメです。
そうすることで、
「ついでだから、やっとくか」
と行動しやすくなります。
なぜ「そう思えるか」、分かりますよね?
前回の復習も兼ねて質問しますね。
「人は行動することで…?」
やる気スイッチがONになる!
やる気は行動に反応する人感センサー式でしたね。
だから、
【①きっかけ行動】をすることで、
組み合わせた
【②やりたい行動】も、
ついでにやろうと自然と思えてきます。
それでは、
次の3つの質問に答えて、
1度設定してみましょう。
・普段当たり前にできている日常的な
【①きっかけ行動】は何がある?
・無理なくできるレベルの
【②やりたい行動】は何?
・①と②を組み合わせるために、
必要な環境整備は?
一発で正解が出せなくても大丈夫です。
実際に①と②の行動をしてみる中で、
何度も修正点が見つかり、
自分にとって一番行動しやすい形が見えてきます。
「こんな感じでどうかな?」
って思いながら、
ぜひトライしてみてください。
そして、
簡単なことからでも、
行動できた小さな自信が、
次の行動への原動力になり、
あなたの背中を押してくれます。
簡単にできる、最初の一歩が、
最短で変わる、最高の一生に。
※それでも自分では難しいという方へ、
次回違うコツをお伝えします。
③他力で行動編を読む
今日のQuestion?
「一歩目のきっかけにできそうな行動は、何がある?」
・普段当たり前にしている行動を洗い出してみたい方
・やりたい行動の設定を考えてみたい方
・どうも1人だとやる気にならないと感じられた方
どうぞ、お気軽にご相談下さい。
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