あなただけの幸せを
一緒に探すカウンセラーのじろうです。
前回のブログの続きです。
前回は、行動に移すための一歩目に何をすると良いのかについてお話しました。
今回は、「自力」ではなく、「他力」を利用して行動に移すコツをお伝えします。
自分で動けない時は、他者の存在を使うことが有効
2回に渡って、行動化についてお話ししてきました。
ただ、それでも
「簡単にできることからやろうと思ったけど…」
「今ある環境にちょい足ししてやろうと思ったものの…」
「結局自分一人ではできない…」
そんな方もいるかもしれません。
そんな時は、どうしたらいいと思いますか?
「自力が無理なら、他力を使う」です。
自分以外の「他人」がいることで「緊急性」が生まれる
どうして、他人の力を使うといいのでしょうか?
それは「緊急性」を生み出すからです。
自分1人だと「やってもやらなくても、どっちでもいいや」と思ってしまいがちです。
そう思ったが最後、ほぼ間違いなく「やりません」
きっとあなたにも、思い当たる節があると思います。
僕は何百回もやってきました。
先延ばし、後回し、言い訳、いくらでも思い当たります。
でも、誰かと約束したり、待ち合わせをした場合はどうですか?
「ん〜これだけはやらなきゃ!」
「何とか間に合わせないと!」
という気持ちが自然と高まります。
つまり、
「やってもやらなくても、どっちでもいいや」の状態から
「迷ってる場合じゃなくて、やるっきゃない」の状態へ持っていくわけです。
緊急度が高いと、人は行動しようとする
人は、緊急度が高いと、行動に移しやすいのです。
それは、緊急度が高い=潜在的な危険を示すシグナル、となるため、
脳は「生存に関わる重要な情報だ」として認識し、即座に反応しようとするからです。
また、緊急時では、脳は不要な情報を排除し、目の前の課題に集中します。
普段なら気が散りやすい人でも、緊急時には驚くほど集中力を発揮することができます。
(会社員時代、寝坊した朝は、驚くほど早いスピードで準備して、何とか遅刻せず間に合ったことが何度もありました)
個人の意思は関係ない、人間の脳の構造なので、これを活用します。
他者からの影響を受けやすいからこそ、他者を利用する
アダルトチルドレンやHSPなどの「他者の存在=行動へ影響を受けやすい人」は、「他者との約束を守ること」への重要度がとても高いです。
それは、約束を守らないと、
「相手の期待を裏切ってしまう」
「相手から嫌われてしまう」
「価値がない人間だと思われてしまう」
と感じてしまうからです。
この不安を、否定的に受け止めずに、「緊急度」に転換させていきましょう。
そうすることで、他者との約束=重要度と緊急度が高いこと=すぐに行動しよう
となり、あなたの行動の原動力として活用できるのです。
まとめ:自分で行動できない時は、他人の存在を活用する。緊急度が高いと行動できる。
自分1人では、思った通りに行動ができないなと感じる時は、
緊急度(優先順位)をいかにあげるかが大事です。
緊急度が高いと、行動できる仕組みが人には備わっています。
そして、緊急度をあげるには、他者の存在を上手く活用することがポイントです。
ただし、その際に、注意して欲しいことがあります。
それは、また次の機会に。
簡単にできる、最初の一歩が、
最短で変わる、最高の一生に。
今日のQuestion?
「今週末、誰とどんな約束をとりつけますか?」
・1人ではなかなか行動が起こせない方
・他者から「使われている」と感じて苦しくなっている方
・自分の生活、仕事の中での重要度、緊急度を整理したい方
どうぞ、お気軽にご相談下さい。
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