毎日の「当たり前」を「ありがとう」に変える方法——日常で幸せに気づく感謝の習慣

ノートとペンでワーク


あなただけの幸せを
一緒に探すカウンセラーのじろうです。

前回の記事、「当たり前」を「ありがとう」に変える魔法──心に実る、やさしい気づきでは、日常の中で“当たり前”だと感じていたことにやさしく気づき、感謝のまなざしを持つことの大切さについてお伝えしました。

もし、まだ読んでいない方は、ぜひそちらを先にどうぞ。

今回は、その“やさしい気づき”を、毎日の暮らしの中で実践し、習慣にしていくための具体的な方法。

そして、「ありがとう」を日々感じるためのシンプルな工夫について、一緒に考えてみたいと思います。

あなたの毎日に、そっと感謝の種を蒔いてみませんか。

ご飯

会社や家庭で過ごす時間の中で、「これがあって当たり前」と思っていることを、今日はひとつだけ意識してみましょう。

たとえば——
・家に帰れば部屋が片付いている
・夜の食卓にごはんが並ぶ
・家族の口座にお金が入っている
・通勤電車が時間通りに動く

そのひとつひとつに、「ありがとう」と心の中でそっとつぶやいてみてください。

“当たり前”は、たくさんの人の手や、見えない思いやりによって支えられていることに気づけるはずです。

今あるものが、もし明日なくなったら——

そんなふうに想像してみることで、普段は気にも留めなかった「ありがたさ」が見えてきます。

・目覚めると電気、水、ガスが出ない
・スマホが使えなくなる
・コンビニ、スーパーが閉まっている
・大切な人がそばにいない

ちょっと想像するだけで、「そこにある」ことがどれほど心強いことか、自然と感謝の気持ちがあふれてきます。

ありがとう

感謝は、伝えることでさらに深まるもの。

どんなに小さなことでも、できるだけ「ありがとう」を言葉にしてみましょう。

・家族や同僚、友人に「いつもありがとう」と伝える
・日用品や道具に「今日も助けてくれてありがとう」と声をかけてみる
・一日の終わりに「ありがとう日記」をつける(小さな出来事でOK)

最初は照れくさいかもしれません。

けれど、毎日続けるうちに、心の中に“ありがとう”が静かに積み重なり、やさしい気持ちで一日を終えることができるようになります。

幸せの種

「ありがとう」と感じる回数が増えると、不思議と心が軽くなり、気分も明るくなっていきます。

誰かのちょっとした気遣いや、さりげないやさしさに敏感になれるからです。

日常の「当たり前」に「ありがとう」を重ねていくことで、「幸せの種」が育っていきます。

その種が成長するにつれて、あなたの幸せは、実は身近なところにたくさんあることに気づけるのです。

灯り

毎日の「当たり前」を「ありがとう」に変えることは、誰でも今日から始められる、小さな幸せの習慣です。

まずは、ひとつだけ、そこからで大丈夫です。

「当たり前」と思っていたことに、そっと感謝の気持ちを向けてみてください。

その瞬間、あなたの心に、やさしい明かりが灯り、幸せの種がまたひとつ育っていくはずです。

・日々の「当たり前」に違和感やモヤモヤを感じている方
・「ありがとう」を伝えられる自分になりたい方
・あなただけの幸せの種を育てていきたい方


どうぞ、お気軽にご相談下さい。

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