「ブラタモリ」に教わった、分岐点での心のあり方


あなただけの幸せを
一緒に探すカウンセラーのじろうです。

先日、NHKの番組『ブラタモリ』で、伊勢神宮へと向かう“伊勢路”の旅が放送されていました。

江戸時代の人たちが歩いた道、そして、そこに立つひとつの鳥居。

今回は、その放送を通して感じたこと、そしてそこから浮かび上がった「心の分岐点」について、
少しだけお話しさせてください。

江戸時代の旅路をイメージする街道

江戸の日本橋から、京都の三条大橋へと続く東海道。
そこから分かれ、伊勢神宮へ向かう道が「伊勢街道」です。

その分岐点として紹介されたのが、三重県四日市市にある「追分(おいわけ)の三差路」。

伊勢街道の入り口に立っていたのは、ひとつの鳥居でした。
それは、伊勢神宮まで行けない人たちのために建てられた鳥居だといいます。

東海道を進む人たちは、そこで立ち止まり、
伊勢の方角に向かって、そっと手を合わせたそうです。

この場所から伊勢神宮までは、まだ70kmほど先。

—— どんな願いを託して、どんな想いを胸に、
彼らは再び東海道へと歩き出したのでしょうか。

お伊勢参りの終着点の伊勢神宮

江戸時代には、年間500万人もの人々がお伊勢参りをしていたといいます。
当時の人口はおよそ3,000万人、実に6人に1人が伊勢を目指していた時代です。

でも、それはただ「願いを叶えてもらう」旅ではありませんでした。

「おかげ参り」と呼ばれるその旅は、「神さまのおかげで、今ここに生きている」
——そんな感謝を届ける、心の巡礼でもあったのです。

江戸から伊勢まで、歩いておよそ2週間以上。
誰かの幸せや健康を祈りながら、自分の足で一歩ずつ進む旅。

仲間と助け合い、励まし合い、そして笑い合う旅路は、まるで人生そのものを映し出すような、幸せな時間だったのではないでしょうか。

その姿を想像すると、まるで「稲穂」のようだなと。

旅の途中、雨に打たれ、風に吹かれる日もあったでしょう。
それでも、伊勢神宮を目指す喜びを胸に、倒れることなく歩みを進める。

そして、人との出会いや宿場では、穂を実らせる稲穂のように、静かに頭を垂れて、温かな交流を楽しんでいたのではないでしょうか。

——そんな、やがて実りを迎える稲穂のような想いが、当時の人々の胸の内に、たしかに宿っていたのだと感じました。

「稲穂の想い」を表す夕日に照らされた稲穂

今を生きる僕たちもまた、たくさんの分かれ道に出会います。

どちらへ進むべきか、立ち止まるべきか、
どちらが正しいのか、間違っているのか。

そんな風に迷ってしまうこともあると思います。

でも、“分岐点での心のあり方”とは、
「どちらに進むか」「どちらが正しいか」ではなく、
「どんな想いでそこに立つか」なのかもしれません。

今、あなたが立っているその場所に、
「ありがとう」「おかげさま」の心をそっと置いてみてください。

そして、もし選ばなかった道を前にしたときも、後悔や心残りの想いではなく、
「ありがとう」と「おかげさま」の心を胸に、静かに想いを重ねてみてください。

それはまるで、追分の三差路で東海道を選んだ人たちが、伊勢街道の鳥居に立ち、伊勢神宮へそっと手を合わせたように。

それだけで、迷いの中にも少しだけ、やわらかな風が吹いてくる気がしませんか?

そして、伊勢街道を旅した人たちが宿した「稲穂」のような想いが、
あなたの中にも、そっと芽生え始めるのではないでしょうか。

鳥居

僕はこのブログを書く中で、「カウンセリングルーム稲穂」を、あの三差路に立っていた鳥居のような場所にしたいと思いました。

東海道を選び、伊勢神宮へ行けなかった人が、その場に立ち、遠く想って手を合わせたように。

心の中にある“あなただけの幸せ”を想う場所があっていい。

たとえ、カウンセリングルーム稲穂に来れなくても。
たとえ、今はまだ迷いの渦中にいても。

それでも、あなたの中にある「祈り」や「願い」が、そっと動き出すきっかけになれたらと思うんです。

どんな道を歩いていても、大丈夫。
その道の途中で、ふと“稲穂”のことを思い出してくれるだけで、十分です。
それだけで、あなたの内側には、小さな変化の兆しが、そっと芽生えているのだから。

たとえ、まだ稲穂とご縁がつながっていなくても。
たとえ、まだ言葉にならない想いを抱えたままでも。

それでも、「稲穂に、ちょっと寄ってみようかな」と思ったとき——
その瞬間から、あなたが“あなた自身を大切にする旅”は、静かに始まっているのだと、僕は思います。

“あなただけの幸せ”を照らす、光

あなたが分岐点に立ったとき、すぐに答えが出ないかもしれません。

それでも大丈夫。
すぐに動けなくてもいいし、焦らなくても大丈夫です。

そのときは、ただ、「ありがとう」と心の中でそっと唱えて、「おかげさま」の心で手を合わせるように、今ここにいる自分を、やさしく抱きしめてあげてください。

もし、ピンと来ない方は、こうしてみてください。

両手であなたの身体に触れ、今ここにあることを感じながら、自分の身体へ「ありがとう」を。

そして、その身体があるのは、食の命をいただいているからだと感じながら、食の命へ「おかげさまです」と伝えてみてください。

食の命があり、身体があり、今がある。

そんな命の原点に祈りを込める。

それだけで、温かい気持ちが身体を巡り、やわらかな光が、あなたの足元を照らし始めるはずです。
——“あなただけの幸せ”を照らす、光が。

・迷っていても、自分の心の声に、そっと耳を傾けたい方
・人生の分岐点に立ち、ひとりで悩んでいる方
・“稲穂”の想いに、心がふと揺れた方

どうぞ、お気軽にご相談下さい。

稲穂まで直接来られない方は、オンラインでのカウンセリングもお受けしております。
江戸時代には想像できませんが、オンライン時代のおかげ参りを四日市の稲穂で。
令和時代よ「ありがとう」、ネット回線の「おかげさま」です、ね🌾

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