言葉はなくても、心は通じ合える ー鳥展で知った鳴き声の意味ー

鳥展


あなただけの幸せを
一緒に探すカウンセラーのじろうです。

先日、名古屋で開かれていた「鳥展」へ足を運びました。

そこで出会った鳥たちの命に触れたとき、
言葉にしなくても伝わること、気持ちでつながることの大切さを、あらためて考えさせられました。

シジュウカラ

鳥展で印象的だったのは、シジュウカラの話です。

この小さな鳥は、ヘビが巣に近づくと「ジャージャー」と大きな声で仲間に危険を知らせるのだそう。

鳴き声ひとつで「ここに危険があるよ」と全力で伝える。

さらに、その鳴き声には地域ごとに“方言”のような違いがあり、
自分たちだけの音で、お互いの存在を伝えあっているのだとか。

そんなシジュウカラたちの姿に、
相手に何かを伝える手段は言葉だけじゃないと、あらためて感じました。

シジュウカラのヒナ

人間もまた、言葉だけで会話をしているわけではありません。

本当につらいとき、苦しいとき、「助けて」と声にできなくても、

目線や表情、沈黙、涙…

からだは、心の“通訳”となって、その思いを外の世界へと伝えてくれます。

赤ちゃんは、まだしゃべれないけれど、泣いたり笑ったり、手足をバタバタと必死に伝えてくれます。

まるで、鳥のヒナが「ピーピー」と鳴き、羽をバサバサさせているみたいに。
言葉はなくても、「今ここで、生きているよ」と全力で伝えてる。

大人になると、からだをおさえつけて、ことばを探そうとするけれど、
感じる心(=心の声を聞く耳)は、きっと今も私たちの中に息づいているはずです。

シジュウカラも、赤ちゃんも、言葉がなくても“伝わる”何かを持っています。

大人になり、言葉に頼ることが増えても、
言葉になっていない、心のサインを感じ取ろうとすること——

それこそが、深いつながりへの第一歩。

僕たちはきっと、「言葉にできないけれど、伝わっていること」を、
大切にして生きていたし、これからも大切にしていくことができるはずです。

結ぶ

言葉にならない感情も、泣き声や仕草や涙も、
みんな「ここにいるよ」という命のメッセージ。

言葉に頼りすぎず、感じる心を大切にする——

その瞬間、あなたと誰かの心をやさしく結んでくれるかもしれません。

・自分の気持ちをうまく表現できない方
・自分の“感じる力”を認めてあげたい方
・ありのままの気持ちを表現したい方


どうぞ、お気軽にご相談下さい。


【あとがき】

シジュウカラの話、いかがでしたか?

ちなみに、シジュウカラを漢字で書くと「四十雀」。

そして、個人的には、
「四十雀(シジュウカラ)」という名前から、
「四十歳から!人生、まだまだこれからジャー」と
勝手に応援してくれているように聞こえてきました。

…めっちゃ都合の良い解釈😂

でも、これこそ“言葉”の持つ力。
響きや偶然に、希望を重ねたくなることってありますよね。
きっと、これも大切なこと。

言葉がなくても伝わるものがある。
でも、言葉だからこそ届くものも、やっぱりある。
だからこそ、どちらも大切にしていきたいなって思います🌾


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